【読書感想】なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
仕事術について書かれた本はたくさんあります。
今回は元マイクロソフト社のプログラマー中島聡氏著の「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだので、感想をご紹介します!
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだきっかけ
この本のタイトルまんまなんですが、
最近どうも仕事が終わらない。
仕事量が稼働時間に見合っていないのか、はたまたわたしの作業スピードが遅いのか。
どっちにしろ、仕事が終わらない。
限られた時間でいかに生産性を上げていくか…。
そんなことを考えていたときに目にはいったのが、「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」。
著者の中島聡氏は元マイクロソフト社のエンジニア。
わたしもWeb系の仕事をしていて、なんとなく親近感?を感じたので、さっそく購入しました!
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んで、3つの気づきとToDo
わたしは子供2人の在宅勤務ママ。
著者と状況が違うのでこの本のすべてを真似することはできないです。
ですが、そのなかでも参考になりそうだなと感じたことを3つご紹介します。
- 兵は拙速を尊ぶ
- 「界王拳」をイメージして集中
- タスクは15分単位に分ける
順番にみていきましょう!
兵は拙速を尊ぶ
これは「拙くてもいいから速く進んだほうが戦いに勝つ」という意味。
仕事も同じことだ、と。
つまり、100点満点の出来じゃなくていいから最速で形にして、そのあと余った時間で改良し100点を目指すということ。
これは以前読んだ樺沢紫苑氏の「アウトプット大全」にも同じようなことが書かれていたのを記憶しています。
これまでわたしは1ページずつしっかり形にして確認してから次へ、と進めていました。
ただそれだと、どうしても最後のほうは納期が迫ってきてしまい詰め込みがちに。
この本で言う、ラストスパート思考そのものだったのです。
これからは、まずはざっくりでいいから全体像を見通し、それから細部を調整していくという方法で仕事を進めていきたいです!
「界王拳」をイメージして集中
「界王拳」はドラゴンボールの孫悟空が使う技のようなのですが、正直わたしは分かりません(笑)
集中するときにはいろいろな方法があると思います。
- スマホの通知を切る
- テレビを消す
- 余計な物を片付ける
なかでもわたしはよくポモドーロテクニックを使い、時間を区切って作業をしていました。
ここで筆者は「界王拳」の赤いオーラに包まれている状態をイメージすると良いとしています。
しかもその「界王拳」は2~20倍まであるのです。
- 朝は20倍界王拳でめちゃくちゃ集中
- 午後は2倍界王拳でゆとりをもって
など、具体的に数値と様子をイメージすることで、なんとなく集中力が上がりそうな気がしてきます。
要するに、自己暗示?プラシーボ効果?のような感じでしょうか。
「いま自分は20倍界王拳で赤いオーラに包まれている!!!めちゃくちゃ集中できる!!!」と思い込むことも大切と実感。
タスクは15分単位に分ける
この本ではタスクは「15分単位」でわけるように書かれています。
確かにこれまでのわたしもタスクを細分化するように心がけていました。
でも分け方はざっくり、キリのよさそうな塊ごと。15分という小さな単位ではわけていません。
15分という小さな単位でわけていけば、
- 仕事の見積もりがしやすそう
- どんどん消して満足感を得られる
- 大きな仕事でも取りかかりやすそう
と、こんないいことがありそう。
またわたしの場合、小さな子供を抱えての在宅勤務です。
例えば子供が風邪で在宅しているとき。
15分単位のタスクにわけておけば、
子供がテレビを見ているあいだに1タスクやろう!
と隙間時間を上手に使って仕事を進めていけそうだなと感じました。
この15分タスクはさっそく取り入れてみています。
なるべく前日の夜に翌日やるタスクを15分単位でリストアップしておく。
こうすることで、朝起きたら迷うことなく仕事に取りかかることができるようになってきています。
まとめ:仕事を終わらせて自分のやりたいことをやろう!
今回は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ感想をご紹介しました。
子育てをしていると24時間すべてを自分の思いどおりに使えるわけではないです。
それでも、
- 「界王拳」で集中モード
- 15分タスク
など、参考にできそうな部分はたくさんありました。
この本の内容を取り入れて仕事を終わらせ、自分のやりたいことができるようになるといいなと思いました!