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【読書感想】SINGLE TASK

デボラ・ザック氏著の「SINGLE TASK」。

今回はこの本を読んだ感想をご紹介いたします!

目次

「SINGLE TASK」を読んだきっかけ

今年は自己啓発本をよく読むようにしています。

そのため「SINGLE TASK」はAmazonの関連商品などでよく見かけて知っていました。

先日「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか。」という本を読んだ通り、最近のわたしは仕事を上手にさばけていません。

そこで「SINGLE TASK」のことを思いだし、さっそく読んでみることにしました。

読んだきっかけとしては「シングルタスクを学んで仕事を上手に回したい」でした。

だったのですが、今回子育てとシングルタスクについて考えるきっかけにもなりました。

「SINGLE TASK」を読んで、3つの気づきとToDo

上でも述べましたが、仕事をうまく回したくて読んだこの本。

読んでいくうちに、子育てにも役立ちそう!と思うところがありました。

この本の全部は無理だけど、子育て中のわたしでも真似できそうな気づきを3つご紹介します。

マルチタスクはタスクを切り替えているだけ

この本を読む前、正直わたしは「シングルタスクなんて無理でしょ。」と思っていました。

だってわたしに限らず、仕事や家事、育児などやることは毎日山ほどあります。

特に子育てなんてシングルタスクと相性がめちゃくちゃ悪いと思っていて。

だって同時にいくつものことをこなさないと永遠にタスクはなくならないですよね?

  • 洗濯機まわして
  • お鍋の吹きこぼれを気にし
  • ママお茶ー!に対応し
  • 下の子のイタズラに目を光らせ
  • ママあのねママ聞いて!!エンドレスおしゃべりにつきあい…

いや、シングルタスクなんて無理だから!

この本では、「マルチタスクは高速でタスクを切り替えているだけ」と言っています。

しかも、同時にいくつものことをやろうとすると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

結果として脳が萎縮してしまうというのです…!

いつもシングルタスクできればいいですが、子育て中はタスクスイッチングはやむを得ないこともあります。

鍋の吹きこぼれを気にしながら子どもがイタズラしていないか神経を巡らす、みたいな。

子育てはとにかくマルチタスク。

そりゃ疲れるわけだ!

  • 子供の話をしっかり聞く
  • 絵本を読んであげる
  • 宿題をみる

こういったときはしっかりシングルタスクで向き合い、どうしようもないときは割りきっていきたいと思いました!

パーキングロットで本来の作業に集中する

仕事をするとき15分単位の小さなタスクにわけて取り組んでいます。

でもこの作業中に「これ、知らないからもう少し調べたいな」とか「ここの部分あとで振り返れるようにまとめておきたいな」ということがあります。

こんなときこれまでは作業中に調べたりまとめたりしてしまい、本来の作業から脱線してしまいました。

こういうときには「パーキングロット」を使うとよいと紹介しています。

「パーキングロット」とは駐車場という意味なんですが、つまり、作業途中で思いついたことをメモしておき、一旦わきに置いておくのです。

そして本来の作業に戻ります。

こうすることで、頭の中にあったもやもやや考えが頭の外に出るため、本来の作業にシングルタスクで集中できるのです。

この「メモをとる」ということ。

最近のわたしは割りと取り入れていました。

人間の記憶は曖昧で、思いついたものもすぐに忘れてしまいます。

これまでは「思いついたことを忘れないため」メモをしていましたが、「考えを一旦頭の外に出して作業に集中するため」メモをとる、ということもあるのだなと思いました。

今後もこのメモをとることは続けていきたいと思います!

家族、子供、身近な人、会話に没頭できているか?

本を読み進めていくと、最後に訳者のあとがきがあります。

その冒頭にドキリとしました。

仕事をしながら、人の話を聞きながら、子どもと遊びながら、スマホをチラ見する。

これでは1つのことに集中し、きちんと作業を終えられるはずがない。

さらに相手の話をうわの空で聞いていれば、人間関係まで壊しかねない。

SINGLE TASK P209より

便利で無くてはならないスマホ。

どこへいくにも何をするにも、とにかくスマホが手放せなくなっています。

ちょっとでも暇になるとついスマホに手を伸ばす。

正直に言うと、子どもの話もスマホ片手に適当に相づちしながら聞いていたんです。

これに気がついたのは、夫と子どもが話しているのを見たとき。

夫がスマホから顔をあげずに息子と話していて、

いやいやいや、子どもが一生懸命話しかけているんだから、スマホから顔を上げて子どもの目を見て話を聞いてあげてよ、と。

そう思ったんですが、あれ?もしかしてわたしも同じことしている?

子どもの顔よりもスマホやPC見ている時間のほうが長いのでは…???

そう考えると、ゾッとしました。

子どもとスマホ、どっちが大切かなんて考えなくても明らかです。

スマホをしっかり手なずけて、子どもや家族との時間をシングルタスクで向き合いたいと思いました。

まとめ

全体として、「エッセンシャル思考」にもある、「いま、ここに集中する」という考えにとても近いなと感じました。

今後は特に子どもたちと接するとき意識してシングルタスクを心がけようと思います!

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この記事を書いた人

▶︎2児の母
▶︎在宅ワーカー
▶︎夫+長男(年長)+次男(年少)+私の4人家族
▶︎毎日バタバタだけど、のんびりと毎日を楽しみたい!子供が起きる前の早朝、ひとり静かな時間を楽しむのが最近の至高の時間。

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