【読書感想】ホリエモンの「多動力」を子育て中の主婦が読んでみた。
少し前に、ツイッターなどでよくレビューを見かけた、ホリエモンこと堀江貴文氏の「多動力」。
今更感はありますが、アマゾンプライムで無料で読めたので、子育ての合間にサッと読んでみました。
ビジネス書って普段読まないんですが、育児にもなんだか取り入れられそうだな~と感じたので、まとめてみました。
「多動力」とは?
「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。
本文より引用
読む前は「多動」って聞くと、なんだか落ち着きないイメージがありました。
あっちもこっちも手を付けて、すぐに他の所に移ってしますっていう。
ですが、ここでいう「多動力」はそうではないです。
要するに、自分が楽しいと思うことをやるために徹底的に無駄を廃すっていう感じ。
これって、子育てにも使えるなって思ったんです。
自分が楽しいこと、つまり子供と楽しく過ごす時間を増やすためにどうすればいいのかということかなと。
私も「全部自分でやらなきゃいけない症候群」にかかっていた
子育てって、1言で言っても本当に色々な作業が合わさっているんですよね。
子供の世話はもちろん、体調に気を配ったり、ごはんを作ったり、部屋を綺麗に保ったり、遊んであげたり。
もちろん、保育のプロではないし、調理師でもないし、掃除のプロでもない。
みんな素人だけど、子供が生まれたら当たり前にやっていく。
だから、苦手なこともやらなければいけない、そう思い込んでしまいます。
けれど、子供との時間って本当に短くて限られたものだから、自分が苦手なことは手を抜いて、譲れないところだけ本気でやればいいと感じました。
今では、料理も掃除も外注する人が増えてきました。
シッターさんを雇って子供と遊んでもらっている間に家の事をしても良いし、自分のやりたいことをやっても良い。
抜くところ、譲れないところは人それぞれだけど、全部が全部自分でやらなきゃいけないという考えを改めさせられました。
「完璧主義者」ではなく「完了主義者」を目指す!
子育てって、子供と一緒にいればいいだけのように見えて、仕事と同じく一度にあれもこれもやらなきゃいけないことがあって、山積みになっているタスクに瞬時に順番をつけてこなしていくことの連続なんですよね。
食事の支度をしている→泣き出す→あやす→料理の続き→お茶をこぼした→掃除する→料理の続き…
のような感じで、常にやらなきゃいけないことが変化していきます。
全部が全部完璧にやろうと思っていたら、全然前に進んでいかない。
だからこそ、抜くところは抜いてタスクを「完了」させて、サッサと次に進んでいかなければいけないなと思いました。
例えば、私は料理がどうしても苦手。
手作り主義で化学調味料が嫌いな母親の元でそだった私は、自分もきっちり料理をしなきゃという先入観にとらわれていました。
でも、料理の時間が苦痛であれば、お惣菜を使ってもいいし、カットされた野菜を買ってもいい。
その空いた時間で、子供と遊んだり自分の好きなことをやればいいんです。
手を抜く抜くべきところはしっかり抜けばいいんだなと思いました。
人生を充実させたければ睡眠時間を確保するべし
子育て中って、なかなか思うように睡眠時間が取れないですよね。
特に、赤ちゃんがいると細切れ睡眠だし、夜中に何度も起こされるし。
この時期はどうしても仕方がないんですが、やっぱり寝不足が続くと、イライラしてきたり家事が思うように進まなかったりします。
まとまった睡眠時間を作れると一番いいですが、隙間時間で休憩したり、家族に協力してもらって睡眠時間を確保することで余裕が生まれ、結果的に子供と笑顔で向き合うことができるなと感じました。
人生楽しんだもん勝ち
何か具体的な目的のために手段として人生を送ってはいけない。
楽しむことだけがすべてなのだ。
本文より引用
この言葉が一番心に刺さりました。
学生の頃、どうしても「何のために生きているんだろう?」「自分は何がやりたいんだろう?」って不毛なことばかり考えていました。
特に就活の時。
自分の経歴を書いたり、好きな事や長所短所を洗い出して、必死で自分は何がやりたいのか考えました。
結局自分のやりたいことなんかよくわからなくて、とりあえず内定がでた会社に就職しました。
とにかく人生は有限だから、もっと自分の人生を楽しいことで埋め尽くしたいです。
関連記事:子育て中の主婦が「人生でやりたい100のリスト」を書いてみた。
まとめ
普段あまり読書をしない私でも、子供のお昼寝タイムにサクッと読み終えたので、気負わずに読めますよ!
ちょっと極端な考えだな~と思ったところもありますが、自分の行動を見直すきっかけになりました。