赤ちゃんのうんちに黒いつぶつぶが!その原因は?
赤ちゃんは言葉を話すことができないので、健康状態を把握するのがなかなか難しいですよね。
そんな時、うんちは健康のバロメーターになります。
赤ちゃんのうんちは、基本的には黄色っぽくどろどろしていて、離乳食がはじまると次第に固くなっていきます。
ですが、見たことのないうんちが出るとびっくりしてしまいますよね。
我が家の息子は、「黒いつぶつぶ」が混じったうんちが出たことがありました。
結果的に大きな病気ではなかったのですが、うんちによっては大きな病気が潜んでいる場合もあります。
今回は、息子のうんちの正体と危ないうんちをまとめました。
こういったケースもあるんだなと知ってもらえたら幸いです。
うんちに黒いつぶつぶが混じっていた
我が家の息子が生後3カ月になったある日。
いつもと同じようにオムツを替えようとしたところ、うんちの中に黒いつぶつぶが混じっていたことがあります。
つぶつぶといっても、岩のりのようなものが一面に混ざっていたのです(お食事中の方、スイマセン…)。
見たことのないうんちに、私はかなりびっくり。
その頃はまだ離乳食も始めていない時期でしたので、何か病気なのではないかとかなり焦りました。
とはいえ、当の本人はうんち以外はいたって普通。
元気だし、いつも通り母乳を飲みました。
とりあえず、病院へは行かずに様子を見ることに。
しかし、その次のうんちも同じような黒いつぶつぶが混じっていたので、かかりつけの小児科へ連れて行きました。
つぶつぶの正体は?
「心配なうんちが出たらそのままオムツを持っていくと良い」と以前聞いていたので、実際につぶつぶが出たオムツを病院へ持っていきました。
この時、ビニールに包み乾燥しないように持っていきました。
オムツを持っていけない場合は、写真に撮っておいて医師に見せると良いですよ。
看護師さんに写真を見せると「良くあることだから心配しなくて大丈夫」と言われました。
その後、先生に直接見てもらいました。
うんちはすぐに検査をしてもらい、潜血反応が出ました。
つまり、黒いつぶつぶの正体は血液だったのです。
考えられる理由は
先生からは、2つの出血の可能性を指摘されました。
赤ちゃんの体内からの出血
新生児や乳児はビタミンKが不足しやすい傾向があります。
ビタミンKとは
血液を凝固させて止血させる働きがあります。
これが少ないと、体内で出血が起こることがあります。
特に、母乳にはビタミンKが少ないので、母乳育児をしていると不足しがちになってしまいます。
今回は、K2シロップを処方してもらい、それを飲ませてつぶつぶが落ち着けば大丈夫と言われました。
ママの乳頭からの出血
このころ、まだ母乳育児が軌道に乗っていませんでした。
関連記事:母乳育児は本当に100日で軌道に乗る?私と息子の場合。
なので、私の胸はしこりや白斑ができて大変な状況で、ちょうど乳頭に血豆のようなものができてしまった時期だったのです。
血が垂れているような状況ではなかったのですが、赤ちゃんが吸う力は思った以上に強く、知らずに赤ちゃんが血を飲んでしまっていたことが考えられます。
幸い、その後すぐに血豆は落ち着き、黒いつぶつぶも出なくなりました。
心配なうんちは?
白いうんち
ロタウイルス感染性胃腸炎の場合、米のとぎ汁のような白くて水溶性のうんちが出て、せきや鼻水、発熱などの症状と強い吐き気がでます。
胆道閉鎖症の場合は、ややクリーム色で粘土のように固まったうんちになります。
赤いうんち
いちごジャムのような血便がでて、激しく泣いたり吐くようなら、腸重積症の疑いがあります。
一刻も早く病院へ行きましょう。
黒いうんち
出血した血液が便に混じって黒っぽく出る場合は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の疑いがあります。
まとめ
毎日赤ちゃんのうんちを見ていると、びっくりするうんちが出ることがありますよね。
今回、我が子の黒いつぶつぶのケースは
- ビタミンK不足で腸の中で出血している
- 乳頭が出血していて血を飲んでしまった
ということが考えられました。
心配ないものもありますが、重大な病気が潜んでいる可能性もあります。
少しでも心配でしたら、病院へ行くことをおすすめします。
その際に、可能でしたらうんちを持参しましょう。
見たことのないうんちが出たとき、少しでも参考になれば幸いです。
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