母乳育児は本当に100日で軌道に乗る?私と息子の場合
こんにちは、まりもです!
壮絶な妊娠・出産を終えて、一息つく間も無く始まる育児。
特に初めての出産だと、右も左も分からないことだらけですよね。
ちゃんと育てられるのだろうか、寝てくれるのだろうか。
中でも、授乳に関しては悩みが尽きない問題です。
そんな私も2017年6月に1人目の子供を無事に出産しました。
産前は漠然と「できれば母乳で、出ないならミルクでもいいや~」程度に考えていて、赤ちゃんも生まれてくれば自然と自分で飲んでくれるものだと思っていました。
ところが、
- 赤ちゃんは全然上手に飲めない
- おっぱいは出ない
- どれぐらい出てるのか良くわからない
- 乳首も胸も痛すぎる
正直苦痛でした(笑)
授乳についてとにかく検索しまくる毎日。
そんなとき、どこかで、「母乳育児は100日で軌道に乗ってくる」と見かけました。
授乳中のママさんならどこかでみたことあるかもしれません。
結果的に私と息子の場合、生後4ヵ月過ぎに軌道に乗ったと自分で言えるほど安定しました。
それまでの4ヵ月は正直地獄でしたが…。
ここでは、私が生後4カ月ほどで母乳育児が軌道に乗るまでをご紹介します。
なおこの記事は、母乳育児を推進したりミルク育児を否定するものではなく、あくまで私の体験談なのでご了承ください。
[box class=”box29″ title=”CHECK!”]・ 乳頭保護器を使うと母乳が出なくなる!?生後1カ月で保護器を卒業した話。
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出産~生後1ヵ月
出産直後から母子同室
私が出産した病院は、基本的に母子同室でした。
出産した日の夜はさすがに預かってくれましたが、次の日の朝には赤ちゃんが私のベッドの横に連れてこられました。
この日から私と赤ちゃん、二人三脚の授乳生活が始まります。
病院によっては、朝も昼も関係なく3時間ごとに授乳するというところもあるかと思いますが、私の病院ではとにかく泣いたら授乳する!というやり方。
なので3時間経っていなくても、赤ちゃんが泣いたらとにかくオムツを替えておっぱいをあげるように指導されました。
ミルクは、足りなさそうだったらもらえましたが、基本的にはおっぱいを!という方針で、入院中ミルクはほとんど飲ませませんでした。
助産師さんの指導で、乳首が短めで吸いづらいみたいだから、乳頭保護器を使うと良いよと言われ、生後1ヵ月ごろまで使っていました。
乳頭保護器を使っていた時の話は「乳頭保護器を使うと母乳が出なくなる!?生後1カ月で保護器を卒業した話。」に詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。
関連記事>>>乳頭保護器を使うと母乳が出なくなる!?生後1カ月で保護器を卒業した話。
退院後も頻回授乳
退院してからも、とりあえず生後1ヵ月までは母乳で育てたいという謎の意地で、ミルクは足しませんでした。
ただやっぱり、
- 母乳だけで足りてるのだろうか?
- それとも飲ませすぎているのだろうか?
- 体重はちゃんと増えているだろうか?
と、とにかく不安ばかりで毎日検索しまくっていました。
この時の授乳回数は
この頃の授乳回数は13~15回ほど。
1回の時間は20~30分。
おっぱいはガチガチで岩みたいだし、痛くて大変でした。
ただ、乳頭保護器を使っていたので乳首の痛みはそれほどなくて、白斑はそんなにできなかったです。
やっとのことで迎えた1ヵ月健診
これまでのモヤモヤや疑問を小児科の先生にぶつけて少しすっきり。
この時に、
- 授乳回数が多いのは、まだ母乳の出が安定していないから
- 安定させるには頻回授乳するしかない(とにかく泣いたらおっぱい!)
- でも、ママが倒れたら元も子もないからミルクを上手に使ってね
とアドバイスをもらいました。
ミルクを足すときの注意点として、
- 母乳の回数は1日8~10回をキープする事。下回るとだんだん母乳が出なくなってしまう。
- ミルクを足す量は何mlとは一概に言えない(赤ちゃんによって飲む量が違うし、ママの母乳量も違うから)
- ミルクを足しすぎると間隔が空きすぎてしまうから、母乳育児を続けたいなら8~10回を下回らないミルクの量を探してね
と言われ、その日の夜からミルクを足し始めました。
生後1ヵ月~生後2カ月
半月ほどミルクを足す
1ヵ月健診から帰ってきた夜からミルクを足してみました。
私が試したのは、
- 22時 母乳+ミルク
- 1時 母乳+ミルク
- 4時 母乳+ミルク
だいたいこの時間の授乳の時に、母乳のあとミルクを足しました。
用意した量を飲み干す時もあれば、全く飲まない日もありました。
新生児訪問でミルクは足さなくて大丈夫と言われる
ちょうど生後1カ月半ごろに新生児訪問があり、助産師さんが家に来てくれて体重を計ったり相談をしたりしました。
すると、
「順調に体重が増えているから、母乳だけで大丈夫だよ~」
と言われました。
夜の授乳はもちろんまだありましたが、少しずつ間隔が整ってきた感じがしていたので、思い切って母乳だけに切り替えました。
この時の授乳回数は
このころの授乳回数は8~10回前後。
2~3時間ぐらいは空くようになってきました。
このころからしこりや白斑が
もちろんおっぱいは岩になるし、このころからしこりや白斑ができ始めました。
特に、乳首の痛みが辛かった。
そして、
- 頭痛
- 関節痛
- 乳房の赤み
という、乳腺炎と思われる症状とともに発熱もしました。
しこりや白斑ができたら、
- 頻回授乳
- 赤ちゃんの下あご側にしこりが来るように抱き方を変える
- しこりを圧迫して授乳する
- 冷やす
これでなんとか乗り切りました。
生後2カ月~生後3カ月
夜の間隔があいてくる
2カ月を過ぎたころから、日中の間隔が2時間半ぐらいで落ち着き始め、夜は4~5時間空くことが出てきました。
それと、満腹中枢ができ始めてきたのか、おなかがいっぱいになったら自分から乳首を離すようになりました。
ただ、夜の授乳間隔が空いてしまうとすぐにしこりができてしまいました。
この時助産師さんに言われたのは
- 起こして飲ます
- もしくは、そのままほっとく
- どうしても痛かったら大さじ1ぐらい搾乳すると良い
搾乳しすぎると、おっぱいが「もっと母乳をつくらなくちゃいけない!」と勘違いしてしまって、余計に作られてしまうそうです。
とにかく乳首が激痛で眠れない
また、この時期は白斑が痛みを増してきて夜眠れないほどになりました。
針で刺すようなズキズキした痛みで、とにかく地獄でした。
この時は、冷やしたり、
こちらのランシノーを乳首に塗ってラップでパックしたりしてました。
あとは、とにかくひたすら頻回授乳で白斑が消えるのを待ちました。
このころ、再び乳腺炎で熱が出て、母乳外来にマッサージしに行ったりもしました。
乳腺炎の予防になるかなと思って、たんぽぽコーヒーを飲んだりも。
授乳中って喉が渇くから、寒い時期の水分補給で飲むと身体があったまりますよ!
この時の授乳回数は
相変わらず8~10回。
日中は3時間以上は空かないように気を付けました。
ただ、基本的には泣いたら授乳するというスタンスで、授乳時間を固定することはしませんでした。
生後3カ月~生後4カ月
カチカチになることが少なくなってくる
前は岩のようにカチカチになっていたおっぱいが、だんだん張らなくなってきました。
たぶんこのぐらいの頃から、おっぱいは張っていないけれど乳首を吸われるとキューンと催乳反射が起こるようになってきたと思います。
しこりや白斑も減ってきた感じがしていたのはこのころです。
ただ、減ってきたとは言え白斑も痛んだし、生後100日を過ぎたころに白斑がちぎれて?乳首に血豆ができてしまいました。
関連記事>>>赤ちゃんのうんちに黒いつぶつぶが!その原因は?
この時の授乳回数は
生後3カ月というと、授乳間隔は3~4時間おきで1日5~6回、なんていう育児雑誌もありますが、我が子の場合、8~10回から減りません。
間隔も2~3時間と割と頻回です。
なんで間隔あかないの!?
と悩んだ時もありましたが、結局個人差なんですよね。
こういう子なんだと割り切ることにしました。
生後4カ月を過ぎたころ
ついに母乳育児が軌道に乗る
授乳回数は変わらず8~10回ぐらい。
ただ、生後4カ月を過ぎるとほとんどしこりも白斑もできなくなり、苦痛だった授乳が嘘のようにラクになりました。
ここにきて、ようやく、母乳育児が軌道に乗ったと感じました。
おっぱいが岩になることもなく、赤ちゃんが吸ったら欲しい分だけ生産されているようで、需要と供給のバランスが取れました。
夫に、「おっぱいが神になった」と伝えたほど。
まとめ
私と息子の母乳育児が軌道に乗るまでには、4カ月ほどかかりました。
母乳育児が軌道に乗るまでには、確かに100日ぐらいかかります。
しかも、結構いばらの道で毎日なんでこんなに痛い思いをしながら授乳しているんだとうと思いました。
けれど、そこを抜ければほぼストレスなく授乳できます!
わたしは、結局ミルクの準備が面倒くさかったり、しこりや白斑の解消にはとにかく頻回授乳と言われて、それを馬鹿正直にやってきた結果、母乳育児が軌道に乗っていました。
今は先が見えずに、毎日辛いと思いますが、とにかく100日。
100日過ぎればきっと軌道に乗ってくると思いますよ!
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