メデラ乳頭保護器の使用方法まとめ。サイズの選び方や消毒方法は?
出産後に間もなく始まる授乳。
- 乳頭に傷が出来てしまって痛い
- 扁平で赤ちゃんが飲みにくい
といった理由で乳頭保護器を使うママさんがいるかと思います。
私も息子を出産したあと、乳首が短いという理由で助産師さんに使うことを勧められました。
でも、もちろん乳頭保護器を使うのは初めて。どうやって使ったら良いのかよくわからないですよね?
今回は、私が使っていたメデラの乳頭保護器の使い方を、実際に私が産院で教えてもらった方法も含めて詳しくご紹介します!
乳頭保護器のソフトとハードの違いは何?
ソフトタイプのメリット・デメリット
薄いシリコンでできているので、乳頭の傷が浅いときにおすすめです。
柔らかいので、赤ちゃんが違和感なくおっぱいを吸えます!
また、乳頭を刺激しながら授乳できるので、母乳が作られやすくなります。
ただ、薄手で柔らかいので乳頭の傷が痛みやすいというデメリットもあるので注意が必要です。
ハードタイプのメリット・デメリット
少し厚手のシリコンでできていて、哺乳瓶の乳首のような形をしています。
乳頭の傷が深いときに使うとしっかりと守ってくれます。
ただし、赤ちゃんにとっては本物の乳首との違和感が強く、吸うのに時間がかかってしまうこともあるようです。
メデラの乳頭保護器のサイズはどれを選んだらいい?
メデラの乳頭保護器はこちら。
ソフトタイプで、
- S(16mm)
- M(20mm)
- L(24mm)
の3サイズです。
サイズ選びが難しいところですが、産院に入院中や健診のときに助産師さんにアドバイスをもらうのが一番確実です。
私は産院に入院中に助産師さんに見てもらい、Sサイズを購入しました。
自分で測る場合は乳頭の内径を測ってくださいね!
購入レビューには、
- 赤ちゃんが吸うと乳首が伸びるので、ゆるいとうまく吸えない
- 海外製なので、日本人には少し大きめ
- 逆に、少し大きめのほうが乳輪までフィットし痛くなりにくい
- 付けたときに、乳首の先端と保護器の先端までに少し隙間があった方が飲みやすい
などとありましたので、参考にしてみてください!
メデラの乳頭保護器の付け方のコツは?
まず、ママの肌に密着する面を少し濡らす
私は消毒をミルトンでやっていたので、そのまま薬液から出して付けていました。
少し濡れている方がよりくっつきやすくなりずれません!
乳頭が入る部分に近い場所をひっくり返す
乳頭が入る部分の根本を、写真のように両手で持ってひっくり返します。
波型カットを赤ちゃんの鼻がくる部分に合わせて乳頭に当てる
波型にカットされている部分は赤ちゃんの鼻が当たる部分になります。
赤ちゃんがママの匂いを感じながら授乳できるので、安心できるんですよ。
横抱きや縦抱き、フットボール抱きなど、赤ちゃんの鼻がくる部分に合わせて向きを変えてくださいね!
ひっくり返したところを乳房にフィットさせていく
ひっくり返したところを乳房にフィットさせていきます。
装着すると、乳首の先端と保護器の先端に隙間ができますが、それで大丈夫です!
私も1cmぐらい隙間ができました。
赤ちゃんが吸うことで乳首が伸びるので、心配しなくて大丈夫ですよ。
メデラの乳頭保護器の洗い方は?
乳頭保護器を使っているということは、完母を目指しているママが多いのではないでしょうか?
そうなると、頻回授乳で乳頭保護器の使用頻度も高くなりますよね。
私のおすすめの洗い方は、薬液消毒です。
産院で教えてもらった方法なんですが、
- 使い終わったら軽く水洗い、もしくは哺乳瓶用の洗剤で洗う
- 次の授乳時間までミルトンにポンっと入れておく
これだけ!
授乳するときはそのままでも赤ちゃんに問題はないと言われましたが、消毒のニオイが気になるようでしたら軽く水で流してから使ってください。
メデラの乳頭保護器は2個入りなので、フタ付のタッパーを2つ用意しこれにミルトンを入れて交互に使うようにしていました。
ミルトンは1日1回取り換えればよいと言われたので、毎朝新しいものに換えてその際にタッパーも洗います。
ただ、ミルトンなどの消毒液に長時間浸けておくと品質が劣化しやすく、白っぽく濁ってしまうことがあるようです。
ミルトンそこまで使わない…という方であれば、煮沸でも問題ないですよ!
結果的に私もほぼ完母だったので、ミルトンはめちゃくちゃ余りました…。
どうしても乳首が痛いときは?
保護器を使っても痛い!!もう限界!!!
というときには、搾乳機を使うという手もあります。
赤ちゃんが直接吸わないので痛みも軽減できるし、粉ミルクではなく母乳を飲ませてあげることができます。
また、乳頭の傷にはランシノーやピュアレーンなどの乳頭を保護するクリームを使うとよいです!
私はランシノーを使っていました。
授乳後に乳頭に塗り、ラップをして保護します。
口に入っても大丈夫な成分なので、次の授乳のときにはそのまま授乳できます。
保護器を使って授乳を乗り切ろう!
別の記事「母乳育児は本当に100日で軌道に乗る?私と息子の場合」で詳しく書きましたが、赤ちゃんが生まれてから授乳が安定してくるまでに100日ぐらいかかると言われているそうです。
それまでのあいだ、短い乳首で赤ちゃんは飲みづらいだろうし、ママは傷だらけで痛いしで、あれ、出産したらすんなりおっぱい飲んでくれるんじゃないの?って謎だらけだと思うんです。
とっても大変で辛い道のりだったけど(何回完ミにしてしまおうかと思ったことか…)、息子は私の乳首でも上手に飲んでくれるようになりました。
保護器を上手に使って、いつかは痛みなく赤ちゃんが上手に飲めるようになると信じて乗り切りましょう!