二人育児は大変?二児のママが二人育児をまとめてみた。
ひとりを育てるのでも大変なのに、二人目が生まれたらどれだけ大変になるんだろう…
そう思っているママは多いですよね。
ひとりを育てるのでも、授乳や寝かしつけ、離乳食、お風呂やオムツ変え…、などなど永遠とやることがなくなりません。
「二人目が生まれても大変さは2倍ではなく1.5倍」
なんて言葉も聞くけれど、それって本当なんでしょうか?
私も、二人目が生まれる前はどんなふうになるのか、全然想像がつきませんでした。
この記事では、実際に2歳と5歳の男の子二人を子育て中の筆者が、
- 二人育児の大変なところ
- 二人育児で工夫したところ
- あったら便利なグッズ
を体験に基づいてご紹介します。
二人目が生まれたらどうなるの!?
と思っているママやパパはぜひ参考にしてみてくださいね!
筆者の前提条件
我が家の子どもたちは、
- 長男→2017年6月生まれ
- 次男→2020年3月生まれ
2歳8ヶ月差、2学年差の兄弟です。
長男が2歳になった夏に妊娠し、翌年の3月に次男を出産。
2020年は長男が幼稚園に入る前の1年だったので、3歳と0歳を自宅保育していました。
この記事で紹介するのは我が家のパターンなので、上の子と下の子の年齢差によってはまた状況が違ってくると思います。
ぜひ、参考程度にご覧ください!
妊娠中から二人目育児は始まっている!
二人目妊娠中の大変さ
まず大変なのはつわり。
ひとり目の時は自分のペースで寝起きしたり自分の食べたいものを自分のタイミングで食べたりできました。
でも二人目妊娠中は上の子がいるので、最低限のお世話や家事はする必要があります。
つわり中は特ににおいに敏感にることがあるので、オムツ替えや食事の支度はツラかったのを覚えています。
また、つわりが終わっても大きくなるおなかで上の子を追いかけたりときには抱っこしなければならないのも、二人目妊娠中の大変なところ。
家事はどうする?
妊娠中にいつもと同じように家事をするのは大変。
特にわたしは料理がツラかったので(におい・立ちっぱなし)、朝と昼は適当に、夜はどうしてもできないときは夫におかずを買ってきてもらうなどして乗り切りました。
逆に、洗濯はにおいも少なく立っている時間も短かったので、無理しない範囲でやるようにしていました。
おなかが大きくなってくると動くのも一苦労。
無理のない範囲で動き、できないところは無理!と夫や家族に手伝ってもらうのがいいのかなと思います。
出産のとき上の子はどうする?
普段から上の子が保育園に通っているのであれば、夫に送迎をしてもらい日中は保育園で過ごし、夜は自宅に帰ってくる、ということができるかと思います。
でもわたしはそのとき仕事をしていなく、長男は自宅保育。
入院中は義実家にヘルプを求めました。
わたしが出産入院中の1週間ほど、夫と長男は義実家に住み、夫はそこから出勤、長男の日中のお世話は義両親にお願いしました。
我が家は実家・義理実家ともに市内だったのでこのようにできました。
けれど遠方だと、どうしても上の子のお世話問題が出てきてしまいますよね。
二人を自宅保育する大変さ
第二子出産!さてここからが大変だ!
上の子優先って言うけれど…
よくネットや本で見かける「上の子を優先しましょう」という言葉。
それは分かっているんだけどね…、無理だー!
我が家は長男が2歳8ヶ月のときに次男が生まれました。
長男もまだまだ甘えたい盛り。
「赤ちゃんにおっぱいあげないで!抱っこして!」と要求が飛んできます。
とはいえ、赤ちゃんはお腹がすいたの、オムツが汚れたの、容赦なく泣きます。
多少は泣かせておくことがあっても、やっぱり赤ちゃんが泣いていると罪悪感を感じてしまい、赤ちゃんの方へ…。
わたしも長男も少しずつ赤ちゃんのいる生活に慣れてきた頃、長男も落ち着いてきたように感じます。
二人育児のワンオペスケジュールは?
2020年度の一年間は3歳と0歳をワンオペで自宅保育しました。
そのスケジュールは大体こんな感じ。
- 午前中は次男抱っこ紐で長男と公園、その間次男は朝寝
- お昼を食べたら次男はお昼寝、長男もお昼寝することあり
- 起きたら三人でお風呂(お風呂については次の項目で詳しく)
- パパの帰宅が早めのときはみんなで夜ごはん
- 21時には就寝
0歳の一年間は、どんどん成長していく時期。
今月は上手くいっても、来月にはそうはいかないこともあるので、やり方もどんどん変えていく必要があります。
とはいえ、公園遊びや幼稚園のプレスクール(親子同室)など、基本は上の子の予定に合わせつつ、下の子は抱っこかおんぶでくっつけておくという感じで乗り切りました。
二人をワンオペでお風呂に入れる方法
これも上の子が何歳かで大きく変わってくるなと思います。
我が家は次男が生まれてすぐに長男が3歳になったので、割となんとかなった感じがあります。
大変だけど頭の中でシミレーションしておけば大丈夫!
次男が0ヶ月〜ベビーバスから飛び出るまで
- 次男は台所にベビーバスを置いてお風呂
- わたしと長男は次男がお昼寝中にお風呂(必ず安全を確保!気配を感じつつ。)
次男がベビーバスから飛び出たら
- 次男は脱衣所に待機させておく
- 先にわたしと長男が洗う
- 長男を湯船に入れてから次男を迎える
- 次男を洗って抱っこで湯船に入る
- 次男をあげてタオルにくるみ安全な場所に待機させる
- 長男をあげる
次男がつかまり立ちするようになったら
- 3人一緒にお風呂に入って、洗い場で次男を立たせておく
- 全員洗い終わったらみんなで湯船へ
- みんなであがる
上の子が可愛くない!私っておかしい?
次男妊娠中、ふとネットで目にした「上の子が可愛くない症候群」。
なんでも「下の子が生まれると上の子が可愛くないと思えてしまう」らしい。
はて?
長男くんはこんなに可愛いのに、むしろ下の子を同じように可愛いと思えるのか心配しているのに。
こんなことってあるの?
と思いながらも、一応知識として頭に入れ、夫にも「上の子が可愛いと思えなくなることがあるらしい」と伝えておきました。
実際に生まれてみて、確かに最初のうちはありました。
母親はどうしても小さな赤ちゃんを守らなければならない。
邪魔をしてくる上の子(といっても、上の子も寂しくてママに構ってほしいだけなんですよね)がつい鬱陶しく感じて邪険に扱ってしまう。
でも、だんだんと、時間が解決してくれたように思います。
今では二人とも可愛くて仕方ありませんよ。
二人育児に役立った便利グッズ
次男が生まれて買い足した2つのアイテム。
とっても助けられました。
バウンサー
上の子のときは床にタオルをひいてそのまま寝かせていました。
でも今回は、動きたい!でもその動きがなかなか予想できない3歳児が一緒。
踏んづけられないか心配でした。
そこで2人目にして購入したバウンサー。
下の子が寝返りをするまでは、基本的に起きているときの居場所になりました。
首が座ったら使えるおんぶ紐
一人目のときは赤ちゃんのペースで生活できますが、二人目はどうしても上の子の都合で動くことが多くなります。
ベビーカーを使うのはもちろんですが、どうしても上の子と手が繋ぎにくかったりと動きに制限が出てしまいます。
そして、わたしは一人目のときから抱っこ紐を使うことの方が多かったです。
そのため公園に行くにもスーパーに行くにも、上の子のプレスクールに行くにも、基本抱っこでした。
でも、前にいると動きづらいんですよね…
そんなとき、おんぶなら動きやすくなる!と思いました。
ということで、もともと持っていたエルゴに加えて次男の首座りに合わせておんぶ紐を購入しました。
それからというもの、お出かけのときはおんぶが定位置です。
二人育児中の家事はどうする?徹底的に手抜きでOK
ホットクック導入でほったらかし調理
赤ちゃんと上の子をお世話しながら、いつごはん支度をしたらいいの?
新生児の頃は自分の体を休めることが優先。
そのため産後の1ヶ月は実母に来てもらいごはん支度を手伝ってもらいました。
その後はゆるく料理再開。
でもやってみると、
- 赤ちゃんが泣いてしまう
- 上の子のトイトレ対応
などでずっと火のそばにいるのが難しい…。
ということで、ホットクックを購入しました!
少し高い出費ではあるものの、材料さえ入れておけば文字通り「ほっとく」だけでごはんができます。
あれもこれもやることがたくさんあって料理さえも細切れになってしまうママにぴったりです!
それ以外では、少し手のあいたときや赤ちゃんの機嫌がいいときに、野菜を切ってジップロックに入れておくだけでも料理のスピードが上がりますよ。
掃除は気がついたときに
赤ちゃんが生まれて多少は気にしないといけないものの、掃除は料理と違ってやらなくても(たぶん)死なないので、優先順位がかなり低かったです。
とはいえ夫はまったく掃除をしない人なので、ある程度はやる必要があります。
一気にやると大変なので、気がついたときにこまめにやるのがポイント。
- 掃除機はコードレスにしてすぐに使えるようにしておく
- テレビを見ているついでにハンディタイプのモップでお掃除
- 洗面所で顔を洗ったついでに軽くスポンジでこする
など、掃除で使う道具を使いたい場所に置いておくと、すぐに手にとってお掃除できますよ。
二人育児はいつまでツラい?
下の子が卒乳したら少しラクになる
卒乳するまでは1日に何度も授乳する必要があるので、どうしても時間的に拘束されがちです。
でもその時期はそれぞれではあれ卒乳すると
- 授乳の時間を気にしなくていい
- 授乳できる場所を探さなくていい
ので、ママも動きやすくなるでしょう。
下の子が1歳を過ぎるとケンカが増えてくる
下の子も1歳を迎えるとどんどん自我が芽生えてきます。
上の子が遊んでいるおもちゃを取ったりイタズラしたり、ということが増えました。
下の子にしてみれば自分の興味があるものを触ってみたい!というただの好奇心で悪意があるわけではないのですが、上の子は自分の遊んでいるおもちゃに触られたくない。
「お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい!」と言うのは簡単ですが、そこをグッと堪えて二人を上手くなだめつつ仲裁するのはなかなか至難の技です。
歩くようになるとまた違った意味で大変になる
1歳ごろになると徐々にまとまって寝てくれるようになったり、子によっては断乳・卒乳したりと、少しずつママの身体的にはラクになっていきます。
その反面、子が歩くようになり行動範囲が広がっていきます。
特に二人を連れて公園へ遊びに行くと、遊具で遊びたい上の子とあちこち歩き回りたい下の子でバラバラな方へ行ってしまうことがあります。
お家の中でも、上の子の細かいおもちゃ(我が家は恐竜のアニアがたくさんあります)を下の子がバラバラにしてしまったりと、触って欲しくないものを片っ端から触っていきます。
下の子が大きくなってきたとはいえ、まだ1歳。
もう少し大きくなって二人で同じ遊びや行動ができるまではまだまだ大変な時期は続きます。
二人育児で良かったことはある?
大変なことがたくさんある二人育児。
逆に良かったことはある?
上の子がお兄ちゃんらしくなった!
これまでは自分一人だった上の子。
下の子が生まれて最初は戸惑っていたものの、やはりお兄ちゃんらしくなったところが大きいです。
下の子をよしよししてあげたり、泣いていたら「泣いてるよ」って教えてくれたり、下の子が生まれなければ見られなかった姿が見られました。
2歳と5歳になった兄弟ですが、今でも上の子は下の子に優しく接してくれています!
下の子は歩くのもしゃべるのも早い!
上の子を見ているおかげか、やはり寝返りも歩くのもしゃべるのも、何をするのも早い!
1歳になる前には歩き始め、2歳になる頃には2語文でなんとなく会話が成り立っていました。
2歳3ヶ月のいま、トイトレとお箸に興味津々で挑戦中です!
こればかりは個人差があるかと思いますが、やはりなんでも早いイメージがあります。
二人で仲良くしている姿を見れる!
同じ寝相で寝ていたり、なんか静かだな〜と思ったら二人で何やら仲良く遊んでいたり。
子育てって本当にあっという間で、毎日一緒にいるからあんまり気が付かないけれど少しずつ成長している。
二人がこうやって子どもの姿でいてくれるのも、あと数年。
この一瞬一瞬を大切に、目に焼き付けて行きたいな。
まとめ
ということで、二人育児についてまとめてみました。
大変なこともあるけれど、その分喜びも楽しさもたくさん感じられる!
最初は不安が大きいかと思いますが、ぜひ二人育児を楽しんでくださいね!